神奈川県平塚市にある夜景スポット・湘南平の鍵かけ用のモニュメント「ainowa(あいのわ)」の写真です。
テレビ塔への鍵かけで有名になった湘南平ですが、現在はきちんとした鍵かけモニュメントがあります。

「愛の南京錠」発祥の地とも言われる湘南平
湘南平は、伊勢原・厚木・平塚・藤沢・小田原など、360度いろいろな場所の夜景を見ることが出来るスポットです。
湘南の夜のデートスポットとしてもとても人気があり、地元の人だけでなくいろいろな場所から夜景を見にやってくる場所です。
その湘南平のテレビ塔の金網には、夜景を観に来たカップルが二人で南京錠を取り付けて永遠の愛を誓う場所としても知られていました。
1980年代にははじまっていた湘南平のこの光景は、愛の南京錠とよばれ発祥の地とも言われています。

愛の南京錠をかけられるモニュメント「ainowa」
愛の南京錠が全盛だった頃、私も夜景を見にいったことがありますが、南京錠は気持ち悪いほど取り付けられていました。
当たり前ですが、テレビ塔を管理する会社からするととても迷惑で、定期的に撤去していたそうです。
そして愛の南京錠の光景を残しつつ迷惑対策も考え、2018年3月に愛の南京錠をかけられる「ainowa(あいのわ)」というモニュメントが完成。
造形作家・デザイナーの尼子靖氏がデザインした、人と人との輪や絆をイメージしているそうです。
大きさは約2m四方で、6本のバーに合計約350個の鍵を付けることが出来るそうです。

「ainowa」にかけられた鍵は捨てられない
テレビ塔にかけられていた鍵は撤去後処分されていましたが、ainowaにかけられた鍵は平塚市が保管しています。
保管している愛の南京錠は、大きなオブジェにするなど別の形での活用を考えているそうですが、まだ具体的には決まっていないようです。
でもゴミとして捨てられずに、なんらかの形で姿を変えてくれるなら嬉しいですね。

コメントはありません