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<イメージガレージ> 豆知識的なことを書いたり撮影場所の紹介をしているブログです 

INFO 2023年6月28日 写真の扱いを変えたのでフォトカテゴリとフォト検索で不具合があります。
2023年4月28日 リニューアル作業を開始しました。更新頻度が落ちると思いますがよろしくお願いします。
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蛸壺(タコツボ)

タコをとるための漁業の道具であるタコツボの写真です。この蛸壺についての歴史や不思議を少し紹介しようと思います。

 

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タコをとるための道具、蛸壺

漁業でタコをとるために使う道具を蛸壺(たこつぼ)といいます。

形状はいろいろある蛸壺ですが、横の穴からタコが入るように置くため多くのものは下側が平らになっており潮の流れを受けにくくなるような工夫がされています。

 

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なんで蛸壺の中にタコは入るの?

タコはご存じの通り柔らかい体を持っています。身をまもる固いウロコなどがないため、隠れる所がない場所では大型の真鯛やウツボなどのかっこうのエサになってしまいます。

そのため敵から自分を守るために岩の間などに隠れる習性があるわけです。

タコは潮が緩むとエサを取りに岩場を出て砂地へと向かいます。エサを捕食しやすいのも砂地ですが、自分の身を隠すことが出来ないのも砂地です。

タコにってお砂地はとても危険な状態。そのため蛸壺のような隠れる所があると潜もうとするのです。

隠れ家として安全と思うためか、蛸壺から引き上げる時に逃げ出すタコは少なく、蛸壺の穴の中でじっとしているのです。

 

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蛸壺漁はいつはじまった?

蛸壺漁は大阪湾で始まったといわれており、なんと弥生時代から行われていたそうです。弥生時代の遺跡から大きめのマダコ用や小さなイイダコ用の蛸壺が出土しています。

 

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写真の蛸壺は大磯港で撮影しました

釣り場としても知られる大磯の漁港で蛸壺を見かけました。漁港のまわりは面白いものがたくさんありますね!

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