スカジャン発祥の地として知られる横須賀のどぶ板通りの写真です。海軍港の町・横須賀は、外国の文化も入り交じり独特の商店街となっています。

アメリカ文化を感じられるどぶ板通り
神奈川県の横須賀の町は自衛隊やアメリカ海軍の基地があることで知られていますが、古くから軍港の町だったためアメリカ文化と日本文化が融合している町なのです。
その中で、アメリカと日本の文化の融合が強く感じられる商店街が「どぶ板通り商店街」。
アメリカ人が多く出入りしているバーや、英語で文字が書かれたファッション店など、歩いているだけで面白さを感じる商店街です。
ファッションでは、第二次世界大戦後に米兵が刺繍をオーダーしたのが始まりとされるスカジャン発祥の地でもあります。
光沢があり背中に大きく刺繍が施されているデザインのジャンパーは、好きな方にはたまらないものがあるようです。

どぶ板通りの名前の由来は?
どぶ板通り商店街は正式には本町商店会なのですが、日本人のほとんどの人は「どぶ板通り」と呼んでいます。
「どぶ板通り」とはなんとも不思議な名前ですが、軍港として発展しはじめた明治時代のこの通りの中央にどぶ川が流れていたそうなんです。
それを横須賀海軍工廠から鉄板を提供してもらって、どぶ川に蓋をしたため「どぶ板通り」と呼ばれるようになったのです。
後にどぶ川も鉄板も撤去されたので、川の跡も感じられない普通の道ですけれどね。

写真を撮影した「どぶ板通り商店街」の場所はこちら
最寄り駅は京急線・汐入駅です。また、コースカやヴェルニー公園も近いので、セットで回ってみてくださいね。
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