1995年のF1グランプリ鈴鹿サーキットで撮影した「ティレル・023」の写真です。ヤマハエンジンを搭載し、片山右京がドライブしていたカーナンバー3の車体です。

ヤマハV10エンジンを搭載した「ティレル・023」
1995年のF1グランプリを戦ったティレルのマシンが「ティレル・023」で、ヤマハの3,000cc・V型10気筒・72度のエンジン(OX10C)を搭載していました。
1995年モデルは「ティレル・023」というマシン名でしたが、ヤマハエンジンを搭載していたため、一般的にはティレル ヤマハと呼ばれていました。
1994年モデルの「ティレル・022」がかなり良いクルマだったのですが、「ティレル・023」は戦闘力が低く思うようにポイントがとれないクルマでした。

日本人ドライバー片山右京がドライブ
「ティレル・023」は、日本人ドライバーである片山右京とフィンランド出身のミカ・サロがドライブ。片山右京は3、ミカ・サロは4のカーナンバーを付けて走りました。
1994年に活躍した片山右京はトップチームへの移籍話もありましたが、ティレルに残ることを選択。これは後にもったいないとファンがみんな思ったことでした。
違約金やスポンサーの意向など様々な事情はあったようですが移籍は可能だったので、結果としてレーシングドライバーとしては誤った選択をしてしまったという事になりました。
1995シーズンは、「ティレル・023」のマシンの戦闘力の低さ、そしてトレーニングの失敗などによりか成績は低迷。その後も成績は振るわず下位チームへ移籍しF1パイロットとしてのキャリアを終えることになったのです。
当時の日本人ドライバーとしては圧倒的な速さを持っており、キレッキレの走りをしていた時期があるので、色々とちょっともったいなかったんですよね・・・。

2022年のF1も日本人ドライバーが走っています
長く日本人ドライバーがいなかったF1でしたが、2021年より日本人ドライバーの角田裕毅選手がアルファタウリというチームで走っています。
2022年シーズンが開幕ましたが、やはり日本人ドライバーがいると見ていて楽しさ倍増ですね!

撮影は鈴鹿サーキットにて
鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPにて撮影しました。
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