1994年当時のゴールド・コーストの写真です。たぶんですが、ビルが見えているあたりはペリカンビーチあたりではないかと思います。

今はどんな状況か分かりませんが、当時は日本人に対して卵を投げるオーストラリア人が目立っていたのが想い出深いです。

当時日本人がとても嫌われていたのには理由があったので、ちょっとそのあたりのことを書いてみたいと思います。

1994年当時、街を歩く日本人に生卵を投げる人がいた理由

ゴールド・コーストの街の今の状況は分かりませんが、1994年当時のゴールド・コーストは日本人嫌いな人達が多い街でした。

バブル時代にお金でゴールド・コーストの土地やビルを買い、たくさんの日本人が押しかけたからです。

現地の人々にとっては「お金にものを言わせる日本人」「静かだった街を日本人だらけの街にした日本人」と思った人も多かったみたいですね。

お金でゴールド・コーストの物件などを買いあさっていた日本人は、日本人が来てくれるからこの街は潤っているんだと言っていました。

日本の土地を買いあさっている外国人に、日本が潤っているのは俺たちのおかげだなどと言われるのを想像すれば、なんとなく想像しやすいでしょう。

日本人が目立つ町になった上に、バブルの投資が一部のオーストラリア人の対日感情を悪いものにしていきました。

もちろん日本人にとてもフレンドリーな方も多かったのですが、一部の悪い感情を持った人達は悪目立ちをしていましたね。

具体的には旅行者に生卵を投げるということがたまに起きていました。

短期の旅行でくると、観光名所しか回らないのでそんなことに遭遇はしないのでしょうが、長期旅行者はなんとなく居心地の悪さを感じ取ります。

そしてゴールド・コーストの街に長くはとどまらず、違う街へと移動していく人が多かったのです。

しかし、日本人が当時よりもおとなしくなっている現在でも、アジア人に卵を投げると幸運が訪れるなどろいう風に思っている人もいるそうです。

ほとんどの人はフレンドリーなのですが、相変わらず人種差別する人はするということですね。

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写真を撮影した場所はこちら

正確な場所は分かりません。ただ、地図と写真を見比べるとこのザ・オールド・シー・ウォール・ビーチ・パークのあたりかなと思います。

公園があるのですが、自分の写真を見ると海の近くの駐車スペースに停めているのでいろいろ開発されたのかもしれません。