日本丸(初代)の船首の写真です。真っ白な船体に長く突き出たバウスプリットと船首飾りが綺麗ですね。
日本丸(初代)の船首飾り
欧米では伝統的にバウスプリットという前へ突き出た棒の下に船首像を取り付ける伝統がありました。
帆船の船首像は航海の安全を願って取り付けられますが、そもそも日本には船首像を取り付ける伝統がありませんでした。
そのため、初代日本丸には船首像と呼べるものはついておらず、唐草模様と羅針盤を模した金色の船首飾りがつけられているだけです。
姉妹船でもある海王丸(初代)も当初は船首像はなく、日本丸(2代目)に船首像を取り付けた際に同時に制作され取り付けられました。
たしかに船首像はいかにもヨーロッパの文化の香りがしますよね。
とてもシンプルなのに美しく作られた初代・日本丸の船首飾りは、日本らしい雰囲気が出ていてとても好きな部分ですけどね。
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