くじらの背中の愛称を持つ大桟橋屋上のウッドデッキの写真です。
大桟橋のウッドデッキは何て言う木材で作られているの?
神奈川県横浜市にある大桟橋は、2002年に改修が終わり建物の2階や屋上の床はウッドデッキへと変貌しました。
曲線で構成された屋上ウッドデッキはくじらのせなかという愛称が付けられ、24時間自由に歩くことができます。
その大桟橋のウッドデッキははられてから20年ほどたっている木材ですが、赤みある色からシルバーグレーへと変色しましたが傷む様子もありません。
これは20年ほどでは腐りとは無縁の「イペ」というウッドデッキ材をつかっているからです。
一般住宅のウッドデッキにも使われることがある材料なので珍しい木ではありませんが、ハードウッドと呼ばれる部類の固く水に沈む木材で腐りにくく雨に強い木のが特徴。
その他の特徴としてはシロアリにとても強いです。別の種類の木との継ぎ目からシロアリが侵入しても食べるのをやめるほどの固さなのです。
とても固いことは良いことだらけに見えますが加工がしにくいのが欠点で、下穴をちょうどいいサイズにしっかりあけないと、ビスの頭をなめたりビスが折れたりしてしまいます。
この本数を曲面を出しながら張っていく・・・どれだけ大変な作業だったろう・・とDIYをやる人や職人、設計士さんなら想像してしまいますよね。
海風を感じるウッドデッキの上はとても気持ちよく歩けるので、大桟橋のいろいろな場所を散策してみてくださいね!
横浜で撮影した写真
大桟橋以外にも横浜の写真を掲載しています。
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