横浜市中区にある根岸森林公園の旧根岸競馬場一等馬見所の写真です。巨大なお城のような姿が圧巻の建物です。。
競馬場の施設だった、古城のような巨大な建築物
根岸森林公園にある旧根岸競馬場一等馬見所は、古城や遺跡のようにも見えますし、魔法使いが出てきそうな建物にも見えますし、ゲームの世界の建物にも見える建築物です。
この塔まで30mの高さがある巨大な建物は、日本初の旧根岸競馬場(横浜競馬場)のために作られた施設で、競馬を観覧することが出来ました。
旧根岸競馬場一等馬見所の設計者は、J・H・モーガン。丸ビルや郵船ビルジングが有名ですが、横浜ではべーリックホールや横浜山手聖公会の建物も設計した方です。
建物は1929年(昭和4年)に竣工し、戦後に米軍に接収されましたが、1973年(昭和48年)に日本中央競馬会(JRA)に払い下げられました。しかし競馬場としては大きさや設備の面で難しくなり公園となったのです。
旧根岸競馬場一等馬見所の活用方法も検討されている
歴史的建造物として旧根岸競馬場一等馬見所は残されていますが、現在は廃墟のようになっており中に入ることは出来ません。
しかし隣接する米軍根岸住宅地区の返還が現実的になっているため、旧根岸競馬場一等馬見所の活用方法などを模索しているようです。
どのような形になるのかまだ分かりませんが、改修・保全されて建物の中が見れるようになったら是非みてみたいですね。
旧根岸競馬場一等馬見所の場所はこちらです
旧根岸競馬場一等馬見所は根岸森林公園内にあります。
駐車場はありますが、台数がそれほど多いわけではないので、満車であれば近隣のコインパーキングを利用します。
コインパーキングは根岸駅前の道路にいけばたくさんあります。
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