京都駅烏丸口前にそびえたつ京都タワーの写真です。この京都タワー、普通のタワーのような鉄骨を使った構造ではないって知ってましたか?その京都タワーについて少し紹介したいと思います。

灯台をモチーフにした高さ131mの京都タワー
1964年(昭和39年)に開業した京都タワーは131mの高さがある塔です。京都駅烏丸口前にあり、高さ条例のある京都市内で一番高い建物になっています。
京都タワーは市内の町家を海に見立て、町を照らす灯台をイメージして作られました。たしかに細くて白い京都タワーは灯台のようにも見えますね!

鉄骨を使っていないモノコック構造の京都タワー
灯台のような京都タワーは内部構造も面白いんです。ビルやタワーというと、構造に鉄骨を組み合わせて使った建築を思い出しますよね。しかし京都タワーは鉄骨を使っていないんです!
ではどうなっているかというと、厚さ12-22mmの特殊鋼板シリンダーを円筒形につなぎあわせ、筒状の塔体で力を受け止める構造になっています。飛行機を想像すると分かりやすいと思います。
京都タワーは鉄骨を使わないモノコック構造(応力外皮構造)で造られた日本で最初のタワーですが、鉄骨を使っていないタワーとしては世界一の高さを誇るそうです。
もちろん安全性も考慮してあり、日本での地震や台風を想定して一般建築物の2倍以上余裕を持った設計になっています。

京都タワーの場所やクチコミはこちら
京都タワーは京都駅烏丸口前の目の前にあります。
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