オーストラリアのナラボー平原にあるとっても有名な、「ラクダ、ウォンバット、カンガルーに注意」の標識の写真です。パンフレットや旅行ガイドなどにもよく紹介される看板標識です。

本当に ラクダ、ウォンバット、カンガルーはいるの?
もちろんいます!日本の野生動物注意の看板と同じように見れるか見れないかは運次第ですが、それなりに生息数はいますので、全部とは言わないまでも何かしら見れる可能性はあります。
野生化したラクダ
まずラクダは、中東やアフリカの動物をイメージしますが、オートラリアのアウトバックと呼ばれる場所にも生息します。
イギリスの植民地化が進むと、内陸部のアウトバックとよばれる場所の輸送のためいn、中東からラクダが輸入されました。そのラクダ達はオーストラリアの環境によく適応して人々のために働きました。
しかし段々と交通が発達するにつれラクダは不要になり野に放たれました。このラクダ達はすでに環境に適応しており、まったく問題なく野生のラクダとして繁殖しはじめたのです。今では野生のラクダは増えすぎ、かなりの頭数を駆除しているそうです。
どこにでもいるカンガルー
オーストラリアを代表する動物であるカンガルーは、オーストラリア全域に生息しており、この3種の中では一番見かける動物です。
夜行性のカンガルーは光に集まる修正があるため、夜間の車走行でたびたびカンガルーとの衝突事故があります。そのため、車にカンガルーをはねても平気なようにカンガルーバーと呼ばれるガードを前面に備えている車もあるほどです。
有袋類のウォンバット
ウォンバットはラクダと違いオーストラリア固有の動物で、コアラやカンガルーと同じ有袋類です。普段は地中に穴を掘って生活しています。
ウォンバットはナラボー平原だけでなく、タスマニア州、オーストラリアクイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、西オーストラリア州とあまり暑くない地方に広く生息しています。
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