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<イメージガレージ> 豆知識的なことを書いたり撮影場所の紹介をしているブログです 

INFO 2023年6月28日 写真の扱いを変えたのでフォトカテゴリとフォト検索で不具合があります。
2023年4月28日 リニューアル作業を開始しました。更新頻度が落ちると思いますがよろしくお願いします。
PHOTO

オーストラリアのひび割れの大地のフリー写真素材

ヨーロッパからオーストラリアに入植された後、未開のオーストラリアを知るべく探検隊によって多くの探検が行われました。

その中で、「バーク・ウィルズ探検隊」は、悲劇の探検隊としてオーストラリアでは最も知られた探検隊になりました。

「 恐るべき空白」という本で探検隊の事を読み、バーク隊長らが地獄のような苦しみをの味わった「 恐るべき空白」のエリアを見てみたいと思いました。

そしてガルフロードというダートロードを走り「Burke & Wills Camp 119」へも立ち寄りました。その時の写真や感じた事を少し紹介したいと思います。

 

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オーストラリアに持って行った「恐るべき空白」という本

オーストラリアへ行く時に、ヒマな時に読もうと思ってオーストラリアの探検隊のことを描いた「 恐るべき空白」という本を持って行きました。

「バーク・ウィルズ探検隊」がオーストラリアの探検に出発し、カーペンタリア湾を目指す実話です。

しかし海を見る事が出来ずに引き返し、飢えと渇きで地獄のような苦しみの中で様々な絶望を味わうのです・・・。

そのバーク隊長達が探検したカーペンタリア湾付近のエリアをバイクで走る機会がありました。

ガルフロード

そこには「 恐るべき空白」とは良いタイトルを付けたものだと感心するほど、どこまでも過酷な世界が広がっていました。

私が行った時に、その近辺の村で気温48度と言っていましたが、水や食料が不足する中高温にさらされるのは地獄でしかありませんよね。

今でこそ道があり車やバイクなどの移動手段がありますが、歩いて移動することを考えたら恐ろしさがこみ上げてきました。

ガルフロード

 

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悲劇の結末を迎えた「バーク・ウィルズ探検隊」

少しだけ「バーク・ウィルズ探検隊」の事も触れておきます。

先住民しかいなかったオーストラリアは、1788年にヨーロッパから入植がはじまりましたが、オーストラリアの空白を埋めるべく各地への探検が行われました。

バークとウィルズが率いた19名の「バーク・ウィルズ探検隊」もその一つで、メルボルンの街から約2800km北にあったカーペンタリア湾を目指したのです。

「バーク・ウィルズ探検隊」のバーク隊長は、元軍人でしたが未開の地を探検した経験はゼロという人物でした。

しかしながらリーダーシップが強く、今風に言うと悲劇のフラグが立ちまくっていました。

オーストラリアのひび割れの大地のフリー写真素材

↑こちらの写真はロイヤリティーフリーの写真として使えます。フリー写真素材の利用規約(画像のダウンロードで規約に同意したものとみなします。)

 

最終的に、オーストラリアの厳しい夏の暑さの中、探検隊を分割して少人数での探検を強行してしまいます。

冒険を成功させたい思いや、バーク隊長の性格的な所も大きかったのだと思います。

様々な事を強行してしまった上に引く判断も遅く、ほぼ海まで行ったもののカーペンタリア湾の海を見ることなく引き返すことになりました。

しかし引き返すことに決めてからがさらに地獄でした。

隊をわけた仲間が待っているはずだった場所になんとか辿りついたものの、数時間前に仲間は基地を撤収してしまったという・・・。

待っている方も状況を考えての撤収でしたが、唯一の心の支えがなくなった落胆はどれほどのものだったのか想像するだけでも恐ろしいです。

↑こちらの写真はロイヤリティーフリーの写真として使えます。フリー写真素材の利用規約(画像のダウンロードで規約に同意したものとみなします。)

 

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最後のキャンプ地「キャンプ 119」

バーク達がカーペンタリア湾にアタックする前の最後のキャンプ地が「キャンプ 119」です。

このキャンプ地に仲間とラクダを残してカーペンタリア湾を目指し、マングローブのある沼地などに阻まれて引き返すことになりました。

バーク・ウィルズ探検隊・キャンプ 119

海を見れなかったのは無念でしょうが、クーパー・クリークという補給地から59日かけてここまでやってきて、すでに27日分の食料になっていたそうです。

冒険は引くことも大切です。もっと早く引き返すべきだったことは言うまでもありませんよね。

バーク・ウィルズ探検隊・キャンプ 119

↑こちらの写真はロイヤリティーフリーの写真として使えます。フリー写真素材の利用規約(画像のダウンロードで規約に同意したものとみなします。)

 

このすぐ近くには川がありました。ここには水があったからキャンプ地になったのでしょうか。

なんだか水を見ているだけで切ない気持ちになってきたのを思い出します。

バーク・ウィルズ探検隊・キャンプ 119

↑こちらの写真はロイヤリティーフリーの写真として使えます。フリー写真素材の利用規約(画像のダウンロードで規約に同意したものとみなします。)

 

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恐るべき空白

「恐るべき空白」では、人間模様やオーストラリアの過酷さが描かれていますが、読んでからアウトバックへ行くとまた印象が変わると思います。

過酷だった「バーク・ウィルズ探検隊」の行程や顛末などは是非とも本で楽しんでもらいたいです!興味があればぜひ読んでみてくださいね。

 

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