ツバキの花が地面に落ちている写真です。ツバキの花はそのままの姿でポロリと落ちるのが特徴です。

ツバキの花は武士が嫌ったの?
日本原産の花であるツバキは古くから愛されてきた花です。立体的な花びらは美しく高貴な花とされてきました。
しかし一方で江戸時代には武士にとって縁起が悪い花とされていたという話も聞きます。
それはポロリと花ごと散る姿にあり、首を落とされたようなイメージがあるからだそうですね。
一方で、徳川など武家にも高貴な花としてツバキは愛されました。徳川家康にはツバキが祝いの品として献上されたほどなんです。
また二代将軍の徳川秀忠はツバキをこよなく愛していたそうで、庭にはたくさんのツバキが植えてあったそうですね。
さすがに縁起の悪い花を徳川家に送るわけがないでしょうから、少なくとも江戸初期に縁起が悪いとは言われていなかったのでしょう。
歴史の事は分からないことも多いので、時代が進んで実際に縁起が悪いと思う人がいたのも事実かもしれませんが。
ツバキの花に魅力を感じていた人も多かったのは間違いないですよね。
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