根岸なつかし公園にある柳下家の鉄製の天水桶の写真です。○に加の文字は銅鉄取引商としてのお店〜鴨井屋の屋号だそうです。
雨水をためておく天水桶
まず天水桶とは何かというと、雨水をためておくための容器で、火災が発生した時のために水をためておく防火水槽として使われます。お寺や神社、古い町並みの中でも見ることができますね。
○に加は、柳下平次郎家の屋号
写真の天水桶は、根岸なつかし公園・旧柳下邸の表玄関の脇に設置してあります。その桶には○に加という文字が書かれていますが、これは、柳下家が営んでいた鴨井屋の屋号です。
明治時代から柳下家は横浜市有数の銅鉄取引商で、鴨井屋というお店を構えていおり、鴨井屋は平次郎と達蔵の兄弟て営まれていました。
その平次郎家の屋号が○に加なのでした。ちなみに達蔵家の方の屋号は○に加の下に_が付いています。旧柳下邸は柳下平次郎の邸宅なのですがなるほど納得ですね。
根岸なつかし公園・旧柳下邸の写真は他にもあります
他にも旧柳下邸(根岸なつかし公園)の写真を掲載しています。
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