横浜山手にあるフェリス女学院中学校・高等学校1号館の写真です。旧1号館は取り壊されたのですが、通りから見る正面のデザインは旧校舎と同じような外観で復元されました。

再建されたフェリス女学院中学校・高等学校1号館の外観

フェリス女学院は1970年（明治3年）に女性宣教師メアリー・エディー・キダーによって創設されました。神奈川私立女子御三家の1つで、横浜山手を彩る学校のひとつです。

そのフェリス女学院中学校・高等学校1号館は、洋館散策のメイン通りである山手本通り沿いにあります。

2000年までは、1929年（昭和4年）に建てられた旧校舎がありましたが、キリスト教に基づく女子校としては最古の学校でもあり建物も老朽化が進んでおり取り壊されました。

生徒の安全や使い勝手を考えれば仕方のないことですが、ただ新しくするだけでなく、新校舎の外観は旧校舎のデザインが踏襲されることになり保存されたのです！

2002年（平成14年）に復元された建物の外観は、新しく綺麗になりましがが、鉄平石の外壁やアーチが美しい窓など以前と同じような雰囲気が残されました。

旧1号館も山手を象徴する建物のひとつだったので、この景観が今でも見れるのは本当に嬉しいです！

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