プリンス空中庭園の入口にある旧台徳院霊廟惣門と東京タワーの写真です。東京大空襲での焼失を免れた旧台徳院霊廟惣門について少し紹介します。
徳川秀忠の廟所だった台徳院霊廟
台徳院霊廟は、江戸幕府 二代目将軍・徳川秀忠の廟所(霊を祭った場所)で、さまざまな建築物があり壮大な規模を誇りました。地形をうまく利用しており大変見事な建築群だったようです。
東京大空襲の焼失を免れた台徳院霊廟惣門
しかし、東京大空襲でたくさんの建物が焼失。その中で空襲から焼失をを免れた建物が、惣門、勅額門、御成門、丁字門でした。
勅額門、御成門、丁字門は狭山不動寺へ移築されましたが、霊廟へと向かう門だった惣門は現地に保存されることになり、増上寺の南側にて美しい姿を見ることが出来ます。
現在はプリンスの空中庭園への入口の目印にも
惣門の位置は増上寺の南側ですが、正確にはザ・プリンス・パークタワー東京の中にあります。惣門は私がよく東京タワーを撮っているプリンス空中庭園入口の目印でもあるのです。
この歴史ある台徳院霊廟惣門の向こうに光り輝く東京タワーが見えると、ちょっと顔がほころんでしまいますよ!
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