
鳥のような姿をした蛾「オオスカシバ」
夏に見かけるオオスカシバはスズメガの仲間です。子どもの頃に見かけた時は小さな鳥(ハチドリ)の一種かと思いワクワクしました。
いろいろ調べて蛾だということが分かった時は愕然としたのを覚えています!一般的にはブーンという音をたてるためにハチに間違われやすいようですね。
オオスカシバはセミのような透明は翅をもっており、お腹に赤褐色の帯が、お腹の下は白、お尻のほうには黒いフサフサした毛があります。
全体的な色味はメジロのような雰囲気もあり不思議な感じですね。ちなみにお尻に毛がフサフサしていていますが毒はもっていません。
大きさは階張50-70mmあり、花の蜜を吸いに来る昆虫としてはかなり大型です。音を立てながらホバリングして花の蜜を吸うので、すぐに分かります。

「オオスカシバ」の幼虫はクチナシが大好き
幼虫はクチナシなどの葉を食べます。クチナシの葉が丸坊主になってしまったら、オオスカシバの幼虫が居るかも知れませんね。
オスカシバの幼虫は毛がなくアゲハチョウなどと同じ感じの芋虫なので、愛着を持って育てられそうな姿です。
私が子どもの頃に鳥のような姿のオオスカシバに興味を持ちましたが、この不思議な蛾に魅入られてしまうのも分かるような気がしますね!
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