ノコギリカミキリが地面を歩いていました。黒い体のカミキリはこのあたりではあまり見ないのでスマホで写真を撮っておきました!
私の家の近くでは朽ち木が少なくなったのでカミキリムシはあまり見かけなくなったので、見かけると嬉しいんですよね。
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触覚がノコギリのようなカミキリ
真っ黒い体をした大型のカミキリムシがノコギリカミキリで、北海道から九州まで全国的に生息しています。
平地から低山の針葉樹林でよく見かけるカミキリムシのようですが、山に木が残っていれば広葉樹が多い場所でも見かけます。
体調は23〜48mmと大型で体色は黒。ツヤはありますが、羽部分はちょっと半光沢で、前胸背はツヤツヤしています。
触角がノコギリのようにギザギザなことが特徴的なことから、ノコギリカミキリと名付けられました。
歩くのが速いのも特徴で、この時は地面を歩いていましたが、どんどん歩いて進んでいっていました。
近似種として前胸背が半光沢なニセノコギリカミキリというのもいます。
ノコギリカミキリのオスとメスの見分け方
オスとメスの見分け方は触覚を見ると分かりやすいです。
メスは一回り大きく触角が短いく細いのが特徴で、。触覚の第1節と第3節を比較して同じような太さのものはオス、細くなっているのはメスです。
写真の個体は細くなっているのでメスのようですね。オスはもっと迫力ある触覚でもっとノコギリっぽいんですよ。
もはやアート!昆虫の自然の色で美しさを表現
収集した昆虫を使い、デジタル処理せずに自然の色のまま紹介しているのですが、これがまた美しいんですよね。
著者のコラムや解説もあるのですが、個人的にはアート本のような印象です。
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