果肉が厚く中心部のゼリー状の部分が少ないアイコという品種のミニトマトをいただきました。
少し黄色くなっているのはアザミウマによる金粉症で、売り物のトマトのように見た目が綺麗ではありませんが、洗って食べるととても美味しいです。
今回はミニトマト アイコの事やアザミウマや金粉症のことについて少し書いてみたいと思います。
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ミニトマト「アイコ」は美味しい!
この写真のミニトマトは「アイコ」という品種です。「アイコ」は果肉が厚く中心部のドロッとした部分が少なく、酸味が少なく甘みが強いトマトです。
そのためフルーツのような食感でとても良いので、トマトがあまり得意でない方でも美味しく食べれる可能性があります。
実際に私がはじめて食べた時の衝撃も凄かったです。大きなトマトもプチトマトもあまり好きではないのですが、これはパクパクと食べれました!
トマトを食べる小さな害虫アザミウマ
アザミウマとはスリップスとも呼ばれ体調1〜2mm程度しかない小さな小さな昆虫です。目が良くないと裸眼で見つけるのも大変な虫なんです。
トマトを食べていたアザミウマがいたので撮影してみましたが、かなり近づいて撮ってもこんな大きさです。
プチトマトとの対比でその大きさが想像つくでしょうか?ゴミっぽいものを拡大してみて虫だと判別できるような感じです。
このアザミウマはトマトの開花時期に花に集まり子房に産卵し、成虫になるとトマトなどの表面を食べます。
トマト表面には傷が出来るため、食べた所に黄色の斑点が出来てしまうのです。金色の粉をふいているようになるので金粉症というわけですね。
ちょっとトリミングして拡大してみました。ボケてますが、私の持っている機材ではこれが限界です。
トマトなどの農作物農業で被害を出すのは、ミカンキイロアザミウマ、ヒラズハナアザミウマが主です。
写真では分かりませんが、口は知るをすうような形になっており、野菜、新芽、花などの表面に穴をあけて吸い取るように食べます。
アザミウマの被害を減らすためには農薬を使うしかありませんが、体の小ささを生かしてヘタなど中に隠れている場合もあり、農薬が効きにくいとも言われています。
家庭菜園などで作っていて農薬に抵抗があるならば、自然の素材を使ったものでも被害を軽減できる場合もあるそうなので、そのあたりは調べて実践してみてくださいね。
アザミウマで金粉症なったミニトマトは食べれるの?
下の写真のトマトは、市場に出荷していない農家さんからいただいたもので、農薬をほとんど使っておりません。
そのため表面にアザミウマによる金粉症が見られるものが多いのですが、食べても平気なのか気になる所ですよね?
アザミウマに表面を食べられたミニトマトは売り物としては厳しいかもしれませんが、体に害はないのでひどいものでなければ洗って食べることが出来ます。
写真程度のものであれば食感もそれほど落ちません。私はあまり気にせず洗って食べてしまいますが、新鮮なので美味しいですよ!
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