小正月に行われる事が多いどんど焼きの火であぶった「どんど焼き団子」の写真です。お正月飾りを燃やした火で焼いた団子を食べると1年間健康で過ごせると言われています。

どんど焼きはいつやるの?
どんど焼きは、小正月と呼ばれる1月15日前後に行われる行事です。1月15日に行う地域が多いですが、私の住むエリアでは1月14日に行われています。
小正月は1月14日〜16日の3日間を指します。そのため元々は1月14日に行っていた地域が多かったようですが、1月15日が成人の日に制定されてから15日に行われる事が多くなったようです。
みんながお休みの日の方が地域として人を集めやすいからだったのでしょうが、成人の日自体も変わってしまったので、大きな行事などは15日前後の週末に行われている所もあるようですね。
全国的に行われている行事ですが、日付だけを見ても地域によって違うように、細かな風習や呼び名など本当に様々です。

どんど焼きのお団子の数
神様へ備えたお正月のお飾りを焼くどんど焼きの火で焼いたお団子やお餅を食べると1年間健康で過ごせると言われています。
どんど焼き団子として焼く数は、3個をさす事が多いようです。これは私の地域でも3個ですね。その他にも5個だったり7個だったりする地域もあるようです。
どちらにしろ偶数だと割れて縁起が悪いので、奇数を刺す事が通例のようですね。焼くお団子は上新粉で作りますが、お正月のお餅をやく地域もあるそうです。
大規模などんど焼きの行事だと、たくさんのお団子を刺した飾り的なものもあったりしますよね。

お団子は何の木に刺すの?
お団子を刺す棒も地域によって様々です。その地域で手に入りやすい木が使われるようですね。
一般的には、小枝が細く刺しやすく、枝先が上向きで縁起が良い、枝の色が美しい、と言われるミズキが使われる事が多いようです。
私の住んでいるエリアではケヤキがまだ残っているので、ケヤキを使うことが多いですね。
私の母親の実家の方では、木が少ない地域だったので竹に刺していたと言っていました。竹ならあったということなのでしょう。
母に言わせると、あんなもん刺せれば何でもいいのよとの事です(笑)竹の場合は3つ又にはなっていないので、3つのお団子を縦に並べて刺すようですね。
その他、ナラだったり、ヤナギだったり、地域によって様々な木が使われています。
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