食卓でおなじみのジャガイモにも花が咲きます。あまり気にしてみた方は少ないと思いますが、青々と茂った葉の付け根から茎をのばして花を咲かせます。

じゃがいもが花を咲かせる理由は?
野菜や果物は花の後に実がつくイメージがありますが、ジャガイモは違います。茎を長く伸ばして葉っぱよりも上で花を咲かせるのに、食べる部分は土の中です。
よくよく考えてみると、ジャガイモは地下にある茎が変化した部分を食べているから、花はあまり収穫には関係なかったりします。
では、なんで花を付けるんでしょうか?
素朴で可愛らしい花をつけるジャガイモの花は、他の花と同じく繁殖のためにあります。
ジャガイモは種芋を植えて育てることが多いのですが、普通に花をつけて種も出来るのです。その種を植えればちゃんとジャガイモが育つんです。
種芋を植えて育てるのは、栽培の効率がよかったり、品種が固定できるメリットがあるからなんですね。

じゃがいもの花の色は?
じゃがいもの花は品種によって色が違います。良く知られている男爵は白い花、メークインは薄紫の花という具合です。
白・青紫・赤紫が多いですが、紫の濃さによって青っぽく見えたり、ピンクに見えたり、様々なバリエーションがあります。
時期は植える時期にもよりますが、私の家のあたりでは5月後半から咲き始めることが多いような気がします。一般的には5月〜6月と言われています。
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