山下公園から見たホテルニューグランドの写真です。
横浜の象徴でもあるHOTEL NEW GRANDのネオン看板は、実は40年間ずっと点灯されてなかったんです。このネオン看板の歴史について少し紹介したいなと思います。
HOTEL NEW GRANDのネオン看板は2014年に再点灯
山下公園から眺めるHOTEL NEW GRANDの看板は、いかにも横浜らしい風景の1つに数えられます。
私はこのHOTEL NEW GRANDのちょっとレトロで趣のある雰囲気の看板が昔から大好きなのです。
この暗くなると白く輝くHOTEL NEW GRANDのネオン看板は、1964年(昭和39年)の東京オリンピックの時に設置されました。
しかし1973年(昭和48年)のオイルショックの時に省エネのためにネオン管は取り外され文字看板だけになったのです。
いったん看板から取り外されたネオン管ですが、東京オリンピックを見据え、2014年(平成26年)のホテル本館の大規模改修時に再びネオン管が設置されました!
看板の照明はLEDも検討されましたが明るくイメージに合わなかったため、当時と同じネオン管を採用して40年ぶりのネオン看板が復活!
2014年の再点灯の時は多くの人が押し寄せて大変な盛り上がりを見せたのは言うまでもありません。再び古き良き横浜の雰囲気が再び楽しめるようになったのです。
歴史的建造物のホテルニューグランド
ホテルニューグランドは1927年(昭和2年)に山下公園の前で開業し、それ以来横浜のランドマークとして愛され続けている建物です。
現在の銀座和光を設計した渡辺仁氏の設計です。この写真からは見えませんが、西洋建築が見事なクラッシックホテルの代表格でもあります。
その見事な建物は、横浜市で歴史的建造物に認定され、近代化産業遺産にも指定されています。その歴史の中で、マッカーサーやチャップリンが宿泊したことでも有名です。
また上の写真でいうと右の高い建物ですが、1991年(平成3年)に18階建てのニューグランドタワーを開業しました。全館ハーバービューで、高い所から今の横浜を眺めることが出来ます。
ホテルニューグランドの場所はこちらです
山下公園を観光する時は、是非ホテルニューグランドにも立ち寄って建物の外や中を見学してみてくださいね!
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