蓮の花は仏教に密接な関わりがある花で、ピンク色の花は特別な存在のように感じます。
仏教で極楽の花とされていたり、智慧や慈悲の象徴とも言われ、美しく清らかなイメージの花を咲かせます。
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夏にピンクや白の花を咲かせる蓮
蓮は、インドが原産の多年生水生植物です。
水中にある地下茎から水面へと茎を伸ばして1mほどの草高に成長します。地下茎はレンコンとしても知られていますよね。
花期は7〜8月の暑い時期で、ピンクや白の花を咲かせます。面白いのは朝に花を咲かせ、昼には閉じてしまいます。
気持ち悪い花托の穴は通気口
蓮はとても美しい花ですが、花托が苦手という人も多いです。花の中央にブツブツと穴があいている姿にゾゾゾっとしてしまうからですね。
花托とは茎が分厚くなっった部分ですが、この穴は地下茎へと空気を送るための通気口なのです。
茎を切ってみると分かるのですが、茎にも空気が通るための穴があいているんです。
仏教に密接な関わりがある蓮の花
蓮の花は仏教の極楽浄土のイメージが強く、神秘を感じる花です。
泥の中に生まれても清らかに咲くため「清浄無比の花」とも呼ばれており、仏教の中で最上位の花とされています。
インドの国花でもあり、蓮の形の蓮華座という台座に仏像が乗っていたりもするので、仏教のイメージは強いと思います。
蓮の花言葉
蓮の花言葉は「清らかな心」「神聖」です。こちらは仏教と密接な関係があります。
その他エジプト神話からきている「雄弁」、咲いた花が昼には閉じて4日後に1枚1枚散っていってしまうことからきた「離ゆく愛」もあります。
鉢植えでも楽しめる蓮の花
蓮畑などで楽しめる蓮の花ですが、鉢植えを自宅で楽しむこともできます。
私も蓮や睡蓮を睡蓮鉢で育てていたことがありますが、大きめの睡蓮鉢に蓮やメダカを入れてビオトープにしていました。
うまくバランスがとれると、蓮の花だけでなくメダカも楽しめるのでとても面白かったですよ。
花の写真を綺麗に撮りたい!
花は撮る人も見る人も楽しめる被写体ですが、いい感じに撮れる花もあれば、なかなか思ったように撮れない花もあります。
こちらの本は花の撮り方に特化した本で、基本的なことが分かりやすく書いてあるので、もう少し綺麗に撮りたいという方には役立つかもしれません。
分かってはいてもなかなか上手くいかないのも花・・・いろいろ試して上手くなりたいですね。
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