横浜共立学園の丸窓のある校舎の写真です。横浜共立学園というとW・N・ヴォーリスが設計した本校舎が有名ですが、新しい校舎もまたとてもお洒落で見応えがあります。
150年の歴史がある横浜共立学園
横浜市中区山手町にある横浜共立学園は、1871年(明治4年)に米国婦人一致外国伝道協会から宣教師として派遣された方達が設立したアメリカンミッションホームが前身です。
女子教育や混血児教育を開始し、1872年(明治5年)に現在の場所に移転し、日本婦女英学校と改称。そして1875年(明治8年)に共立女学校と改称しました。
1932年(昭和7年)に財団法人 横浜共立学園となり、1951年(昭和26年)に学校法人となりました。横浜共立学園は、横浜で150年の歴史を持つ学校なんです。
横浜大空襲を生き延びた本校舎
横浜共立学園で有名なのは、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した本校舎。横浜大空襲でほとんどの校舎が焼失したのですが、この本校舎のみ焼失を免れました。まさに奇跡ですよね。
普段は柵の外からしか見ることは出来ませんが、素朴なデザインはとても見ごたえがあります。本校舎は保存にむけた改修も終え、ヴォーリズの建物は今でも見れる事が出来ます。
新しい校舎の雰囲気も素晴らしい
横浜山手で歴史を刻んできた横浜共立学園は、他の校舎の雰囲気も素晴らしいものがあります。山手には、あまりいい言い方ではないかもしれませんが、神奈川のお嬢様学校御三家があります。
横浜共立学園、フェリス女学院、横浜雙葉を指しますが、どの学校の校舎も外国の風が感じられる山手の雰囲気とマッチしており本当に見事です。
横浜山手エリアの洋館見学もいいですが、学校見学もまた楽しいんですよ。
写真の横浜共立学園の校舎はこちら
横浜共立学園が所有する山手214番館の隣にある校舎です。歩きながら横浜山手の異国の風を感じてみてくださいね!
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