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「富士総合火力演習・10式戦車」の写真は、無料使えるフリー写真素材です
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2013年の富士総合火力演習で撮影した10式戦車です。今回は10式戦車について少し紹介したいと思います。またこちらの「総合火力演習・10式戦車」の写真は無料で使えるフリー画像です。気に入りましたら是非お役立て下さい。
10式戦車とは
10式戦車は「ひとまるしきせんしゃ」と読みます。国産戦車としては4代目にあたる主力の戦車で、2011年より陸上自衛隊に配備されました。
61式→74式→90式と進化してきた戦車ですが、10式では火力や機動力、防護力の向上、小型・軽量化を達成し、国内での作戦行動に重点を置いた仕様になりました。
外国の戦車と比べるとコンパクトな戦車で、車体は44トンと日本国内の橋の8割を渡ることができるようになっています。乗員の車長、砲手、操縦士の3名で動かします。
車体は三菱重工業製で、エンジンは水冷4サイクルV8気筒のディーゼルエンジンを搭載し1,200ps誇ります。また、最高速度は70km/hに達します。
主砲は日本鋼管所の国産44口径120mm滑空砲を装備。90式変わらない120mm滑空砲砲ですが、新型徹甲弾により貫通力が向上しています。その他副武装として、12.7mm機関銃M2、74式車載7.62mm機関銃を装備します。
あと特徴的だったのは、高精度な射撃統制装置により左右にスラロームしながら射撃したり、砲塔を後ろ向きに射撃しても、正確な射撃が行なえるようになりました。もちろん総合火力演習でもその動きをしっかりと披露し、見に来た人達を驚かせていました。
作戦統合システム「C4Iシステム」を国産車としてはじめて搭載したのも10式戦車です。司令部や他部隊とのデータリンクにより、統合管理された作戦行動が可能になりました。変化する戦場の状況を素早く把握、共有ができるようになったのです。
富士総合火力演習とは
富士総合火力演習は、静岡県御殿場市の東富士演習場で行われる自衛隊の演習です。国民への広報、隊員の育成、外国に対しての軍事力の示威活動の目的もあります。
演習は抽選により見学が可能ですが、現在では30倍前後の倍率になっています(駐車券付きは100倍以上)。なかなか当たらないチケットですが、もし当たったら見学してみることをオススメします。
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