こちらは2013年5月12日に撮影した東京タワーの写真です。穏やかな東京タワーが写っていますが、TOKYO MXテレビが東京タワーからの電波を停止した日になります。

そしてこの月に続々と東京スカイツリーへの電波の引っ越しがはじまりました。この頃の歴史を少し振り返ってみようとおもいます！

2013年5月12日〜TOKYO MXテレビが電波を停止した日

ちょうどこの写真を撮影した2013年5月12日は、TOKYO MXテレビが東京タワーからの電波を停止した日でした。

2012年10月1日から東京スカイツリー（491Mhz）と東京タワー（515Mhz）の両方で放送をしてきたTOKYO MXテレビでしたが、2013年5月12日より停波。

問題なかったので翌日に完全に東京タワーからの送電を終了しました。

2013年5月31日〜NHKや地上デジタルテレビ放送局7局が移転し、テレビ放送は放送大学だけに

より広範囲に電波を届けることができる東京スカイツリーへと地上デジタルテレビ放送局は移転していきました。テレビ放送局で東京タワーに残ったのは放送大学だけになりました。

2012年に新しい電波塔としてスカイツリーがオープンしたので仕方ないですが、ちょっと寂しい出来事だったのを覚えています。

2018年9月30日〜放送大学も終了し、テレビ電波送信に歴史に幕

2018年になると放送大学も東京タワーからの放送が終了。テレビ電波送信の歴史に幕を下ろしました。またこの年には東京タワー水族館も営業を終了しました。

2018年・2019年に社名変更し、電波塔からデートや観光で気楽に立ち寄れるスポットへ

2018年に「日本電波塔株式会社」から「株式会社東京タワーへ、そして2019年に株式会社TOKYO TOWERへと変更されました。

電波塔としての役割を終えたため、観光スポットとしてさらに魅力のある場所にしながら、東京に住む方も気軽に来てくれるように力をいれていくことになります。

展望室内の雰囲気を変え、利便性を高め、魅力的なイベントを開催し、美しいライトアップを演出。特に2019年11月から始まったインフィニティ・ダイヤモンドヴェールというLEDライトアップは個人的にとても大好きです。

こちらにたインフィニティ・ダイヤモンドヴェールの記事も書いていますので是非ごらんください！

月に一度は見に行きたい！色が毎月変わる夜の東京タワー

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LEDを設置してさまざまな色を出せるようになった東京タワーは、各月ごとにテーマカラーを決めてライトアップをしているのをご存じですか？オーソドックスなライトアップとLEDを使ったライトアップについてちょっとご紹介したいと思います！ 東京タワーの2種類の...

現在でも、TOKYO FM、INTER FMは東京タワーから送信中

テレビ放送の電波送信の役目をほぼ終えた東京タワーですが、東京タワーから送信しているラジオ局はまだあります。

また、スカイツリーで何かあった時のためにテレビ放送を送信する設備は残っており、バックアップ用としての役割は持っているのが東京タワーです。

東京タワーを撮影した場所はこちらです

メインの写真は芝公園から撮っています。東京タワーの周辺の散策も楽しいですよ。