埼玉県飯能市にある「あけぼの子どもの森公園」には「トーベ・ヤンソン」の名前が冠されています。
名前がついたきっかけになった逸話について今日は少し書いてみようかと思います。
7年間続いたトーベ・ヤンソンさんとの手紙のやりとり
2017年(平成29年)から「あけぼの子どもの森公園」は「トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園」に変わりました。これは、「あけぼの子どもの森公園」を運営する飯能市ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンさんとつながりがあったからです。
飯能市は子ども達がのびのびと遊ぶための場所を計画し、北欧の世界観を取り入れることにしまた。その公園のコンセプトがムーミンの童話の世界観にも通じたため、1992年(平成4年)にムーミン原作者であるトーベ・ヤンソンさんに公園の計画を伝えます。
ムーミン童話や北欧の世界観をモチーフに計画された子どものための公園に、トーベ・ヤンソンさんは「信じられないくらいわくわくしています!」と飯能市に返信をくれたそうです。
ムーミンの原作者と飯能市との手紙のやりとりは、「あけぼの子どもの森公園」が開園した後も続き、なんと1999年(平成11年)まで7年間も続いたそうです。
「トーベ・ヤンソン」の名前がつけられた「あけぼの子どもの森公園」
この手紙のやりとりはその後の公園整備にも生かされ、現在でもムーミンや北欧の世界観を大切にし、童話の中にいるような雰囲気を体験させてくれる公園になっています。
そして、何度かのリニューアルや整備を経て、飯能市の副市長とムーミンキャラクターズ社会長でありトーベ・ヤンソンさんの姪であるソフィア・ヤンソンさんと会い、あけぼの子どもの森公園に「トーベ・ヤンソン」の名前を冠することが許可されました。
少しづつ昼や夜の「トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園」の写真も掲載していきますが、とても良い雰囲気の公園で私はとても気に入りました。これからもこのムーミン童話や北欧の世界観を大切にしていってほしいですね。
「トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園」の場所と口コミ
飯能市にはテーマパークと公園、2つのムーミン谷がありますが、今回紹介したのは無料で散策ができる公園の方です。とてもいい雰囲気の公園なのでグルリと一周するだけで心が満たされますよ!
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