東京の渋谷駅にある忠犬ハチ公の銅像の写真です。渋谷駅では待ち合わせ場所としてとしても有名な所ですね。

世界的に知られる渋谷駅のシンボル「忠犬ハチ公」
渋谷駅には待ち合わせの場所として忠犬ハチ公の銅像が有名です。渋谷駅をよく使う人は一度は待ち合わせに使ったことがあるのではないでしょうか?
リチャードギアのハチ公の映画「HACHI 約束の犬」の公開もあって、を日本だけでなく世界的にも観光名所として有名になっているんですよ。

約10年間、主人を待ち続けた「忠犬ハチ公」
私よりももっと上の世代にはとても馴染みのある犬が「忠犬ハチ公」です。
その年代だと知らない人はいないくらいですが、今では知らない人もいると思うので少し忠犬ハチ公を紹介したいと思います。
忠犬ハチ公は1923年(大正12年)生まれの秋田犬で、東京帝国大学教授の上野英三郎博士に飼われていました
上野英三郎博士はハチをとてもかわいがっていたため、東大へ出勤する際には渋谷まで送り迎えをするのが日課になっていたほどです。
しかし上野英三郎博士は脳溢血で急死し、帰らぬ人となってしまいました。
もちろん上野の家族がハチをそのまま放置するわけもなく、初めは上野の妻の親戚の家へ預けられました。
しかし人なつこさが仇となり浅草へ。そして再び渋谷へ。しかしここも安住の地ではありませんでした。
最終的には富ヶ谷の上野宅出入りの植木職人の小林菊三郎の家に預けられ、この後、渋谷駅で上野の帰宅時間にハチが目撃されるようになったのです。
食事などで小林宅にもどっりますが、上野家へ立ち寄って主人がいないか確認し、渋谷駅へ通うことがハチの日課となりました。
当たり前ですが主人は戻らず、1935年(昭和10年)に渋谷駅東口で亡くなっているのが発見されました。関係者だけでなく、多くの人が訪れる盛大な葬式が渋谷駅で行われたのでした。

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