神奈川県三浦群葉山町にある森戸神社の狛犬です。一の鳥居にある右側の狛犬です。

口を開けた狛犬は獅子だった
狛犬は神社などに置かれる空想上の生物です。猛獣のような姿をしていますが、それもそのはず元々の起源は獅子の像でした。
元々は仏像の隣に獅子像を2体置いたのがはじまりと言われていますが、平安時代になると、口を開け角がない獅子と、口を閉じて角がある狛犬を一対で置くようになります。
そして様式が少しずつ簡略化され角がなくっていき、現在では、口を開けた狛犬も閉じた狛犬も、獅子と分けることなくどちらも狛犬と呼ぶのが一般的になりました。

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