玄関の前でモッコウバラが白い花を咲かせました。土が合わなかったのか、なかなか花が咲かずに10年以上・・・。
花が咲くまで意地になって育てましたが、ずっと庭に植えて失敗したと思っていた花です。
モッコウバラには素晴らしい魅力があるのですが、やめておけば良かった理由なども書きたいと思います。
<スポンサーリンク>
アーチやフェンスにされるツル性の植物
モッコウバラは中国原産の常緑性のつるバラです。病気が少なくてトゲがないため、育てやすい植物と言われています。
ツル性で冬でも葉が落ちない常緑性のため、アーチやフェンスにされる事が多いのも特徴ですね。
実際に私の家でも目隠しの壁代わりとしてフェンスにしていました。
黄色や白の美しい花が魅力
モッコウバラは初夏に2〜3cmの黄色か白の小さな花を咲かせます。たくさんの花をつける場合が多く、とても綺麗で華やかです。
春から初夏にかけて住宅街などを歩いていると、黄色いモッコウバラの花が咲き乱れていたり、可憐な印象の白い花が目を楽しませてくれます。
雰囲気が良く花も美しいので人気も高いので、一度は育ててみたくなる花なんですよね!
育てる時の剪定のコツ
病気にも強く虫も付きづらいので勝手に育っていきますが、花を綺麗に咲かせるコツは、早めの剪定を意識することでしょうか。
モッコウバラは翌年の花芽を9月くらいまでに準備してしまうため、花が咲き終わった後の7月くらいまでに剪定を行います。混み合った枝もこの時期にに剪定します。
誘引しながら好みの形にしていきますが、上へ上へと伸びていくので、なるべく横に誘引して下の方のボリュームも大切にしたほうがいいかなと思います。
寒い地方でもモッコウバラは育てられる?
寒さに弱いといわれるモッコウバラですが、植える時期を考えたり落葉を気にしなければ、かなり北の地域で育てることが出来ます。
温暖な地域の冬であれば特に何もすることなく越冬をしますし、東北などの寒い地方では落葉しながら越冬してしまいます。
もちろん、北海道や東北などの豪雪地帯では冬は雪囲いを作ったりと本州の育て方とは全く違うものになりますが、思いのほか寒い地方でも楽しめるんですよ。
庭に植えて失敗したと思った理由
モッコウバラは病気にもなりにくく虫もつきにくいため育てやすい植物でした。しかし成長の速度が思っていた以上だったのです。
どんどん大きく伸びていってしまうため、程よい大きさでフェンスやアーチを綺麗に見せるためには思ったよりも手入れが必要でした。
年間を通して手入れをする回数は他の植物と変わらないかもしれませんが、放っておくと見栄えがどんどん悪くなっていくんですよね。
また、ツル性なので、入り組んだツルの絡まりをほぐすのも面倒でやめておけば良かったとずっと思っていました。
花と庭仕事がかなり好きな人でないと、持て余してしまうのがモッコウバラだったのです。
それでも10年以上もがんばって育てた
植えてから後悔したモッコウバラですが、意地になって10年以上育てたのは、花がなかなか咲かなかったからです。
花を咲かすのはそれほど大変でないはずのモッコウバラですが、我が家で一番ダメな土の場所に植えたことが原因でした。
土を改良したりネットで調べたりしながら花が咲くまでにかかった年数は12年!はじめて蕾を見た時はうれしさで飛び上がりました!
モッコウバラの花言葉
最後にモッコウバラの花言葉を紹介したいと思います。
花言葉は「初恋」「幼いころの幸せな時間」「あなたにふさわしい人」「純潔」「素朴な美」です。
早咲きの小さな花を咲かせる姿、トゲのない植物、美しく上品な花、そんなイメージからきているようですね。
花屋さんで買える身近な花の花言葉を、綺麗な写真で紹介
花屋さんで買える197種の花を厳選し、その花言葉や由来など花にまつわるエピドードを美しく紹介しています。
切り花を白バックで撮影した冊子のデザインがとても良いです!花を見るのが好きならばきっと素敵に感じると思います。
コメントはありません