近所に咲いていた白梅の写真です。
白い梅の花は少し地味に感じたりもしますが、なんとも日本的な趣がありますよね。
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風景に溶け込む姿が魅力
まだ冬の寒さが残る頃に咲くのが梅の花です。
明るく艶やかな桜と比べ、少し地味で古さを感じる花ですよね。
日本的に感じるその地味さがまた魅力です。
桜が風景の主役になるのに対して、梅は風景の一部になってくれるんですよね。
古い建物の脇に桜があれば桜を見てしまいますが、梅の場合は建物と一緒に楽しめる感覚です。
梅の素朴さは花の付き方
桜と梅の見た目の大きな違いは花の付き方です。
桜が柄(茎)が延びた先に花がいくつも咲くのに対し、梅は木の枝に直ついているような感じです。
花の密集度が全然違うので、桜と比べてしまうと梅は少し寂しい感じがするんですよね。
以前はその良さが分からなかったのですが、自分が歳をとるごとに梅の素朴さがとてもいいなぁと思うようになりました。
花言葉は上品
そんな梅の花言葉は、「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」。
紅梅では「あでやかさ」の花言葉もありますが、白梅はやっぱり「上品」のイメージですよね。
古い時代は桜より人気のあった梅
今では華やかな桜のお花見人気ですが、奈良時代など平安時代より古い時代は梅の観賞が人気だったと言われています。
奈良時代に中国からやってきた梅は、見た目とよい香りが気に入られたようですね。
奈良時代では貴族の間では梅を見ながら歌を詠んだこともあり、万葉集では桜よりも梅の方が多く読まれているのですよね。
しかしだんだんと桜人気に押され、平安時代の古今和歌集では桜の方が多く詠まれているのです。
花の写真を綺麗に撮りたい!
花は撮る人も見る人も楽しめる被写体ですが、いい感じに撮れる花もあれば、なかなか思ったように撮れない花もあります。
こちらの本は花の撮り方に特化した本で、基本的なことが分かりやすく書いてあるので、もう少し綺麗に撮りたいという方には役立つかもしれません。
分かってはいてもなかなか上手くいかないのも花・・・いろいろ試して上手くなりたいですね。
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