タカサゴユリは繁殖力の強い植物です。花は綺麗なのですが、気づくとどこかに生えていて増えていくのでたまりませんよね。
そんなタカサゴユリの繁殖力やテッポウユリとの違いなどを少し紹介したいと思います。
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タカサゴユリ(高砂百合)の繁殖力
私の家のまわりでは気づくとユリが生えてきます。
生えてくると抜くのですが、またどこかにすぐ生えてくる困ったユリで、雑草を抜くようにユリの花を抜き取ています。
この困ったちゃんのタカサゴユリ(高砂百合)は台湾原産のゆりなのですが、繁殖力が強く野生化して増えまくっている品種なのです。
道路や空き地で見かかるのはだいたいこの品種のようで、駆除対象にもなっている外来種のようですね。
花が終わると、1花で1000個以上の種をつけるそうで、その種子は風に乗って運ばれてどこからともなく突如として花が咲くと言うループ。
園芸品種として育てることも可能なようですが、その繁殖力でご近所に迷惑になることもあるようなので、注意しする必要があるようですよ。
タカサゴユリとテッポウユリの違いは?
台湾原産のタカサゴユリと日本固有種のテッポウユリは見た目は、ラッパ状の花弁で6枚に別れており、6個の雄しべの数も同じでとても似ています。
大きな違いは花の咲くシーズンと葉の細さで、タカサゴユリが8〜9月に咲くのに対し、テッポウユリは4〜7月に咲きます。
葉は比較するとタカサゴユリが細いため、ホソバテッポウユリという別名も持っています。
タカサゴユリの花言葉は?
夏によく見かけるタカサゴユリですが、花だけみているととても綺麗です。
「無垢」「飾らぬ美」「甘美」「純潔」「威厳」という花言葉となっていますが、テッポウユリなどの白いゆりと同様のようです。
白く美しい花は「無垢」という花言葉もピッタリですし、姿を見ると「威厳」もなんとなくしっくりきまね。
また、白いゆりは聖母マリアを象徴しているので「純潔」などの意味がつけられたともされています。
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