初夏になると花を咲かせるドクダミ。お庭に白い花が咲き乱れるとちょっとガッカリしますよね(笑)
庭の嫌われ者であり、薬草としてお役立ち者でもあるドクダミの花言葉や除草の仕方を紹介したいと思います。
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庭の嫌われ者なのに薬草として重宝されるドクダミ
ドクダミはドクダミ科ドクダミ属の多年草で東アジアから東南アジアにかけて分布している植物です。
日本では北海道南部から九州まで広いエリアで見ることが出来るので見た事がある人が多いと思います。
草全体には独特の臭いがあり繁殖力も強いので、庭をやっている人ならちょっと顔をしかめてしまうかもしれませんね。
そんな庭の雑草として嫌われているドクダミですが、薬草として重宝されている草でもあります。
毒がありそうなドクダミという名前ですが、解熱や解毒など10の効果がある十薬という別名を持つほどなんですよ!
臭いは熱を入れたり乾燥させるとなくなるので、お茶や食べ物としても使えます。
食品としてはドクダミ茶が有名ですが、天麩羅などでも食べられます。いずれ紹介しますね!
のみやすい人気のドクダミ茶
ドクダミの香りが少し弱めなので、とても飲みやすいと評判の純国産品のドクダミ茶です。
沸かしたお湯600ccに対して1パックを入れ、5分ほどかけて煮出すタイプです。
ドクダミの花
ドクダミの花期は5月〜8月の初夏です。温かくなると茎や葉を伸ばして少したった頃に花を咲かせます。
白い花のように見えるのは苞で、蕾を包むように変形した葉です。実際の花は中心部の黄色い部分で、小さな花が集まってできています。
不思議な形の白い花に見えるのはそういうわけだったというわけですね。
ドクダミの花言葉
ドクダミの花言葉は、「野生」「白い追憶」「自己犠牲」。
「野生」は、繁殖力が高く丈夫でたくましいことからというこの花言葉がついたようですね。
庭にドクダミが生えてくると、繁殖力が旺盛すぎて憂鬱になるほどですから、個人的には「野生」はピッタリのイメージです!
「白い追憶」は花の見た目と独特の香りが印象的だからのようです。個人的には「白い憂鬱」・・・のような・・・。
「自己犠牲」という花言葉もあるのですが、これは薬として利用されることがあるからだそう。身を犠牲にしてですか。ナルホドですね。
手では不可能なドクダミの除草のやり方
庭で増殖したドクダミは本当にやっかいです。地下茎でどんどん繁殖エリアを増やしていき、一面がドクダミだらけになってしまうからです。
地下茎が横へ伸びているので、茎を引っ張って根を抜ききる事も出来ません。
もし普通の雑草を抜くように茎を引っ張り、地下茎が切れるとそこから芽吹き繁殖します。
切った地下茎は両側から芽吹くほどのたくましさなので、手で抜いているとむしろ増やしてしまう可能性が高いんですよ!
庭からドクダミを絶滅させたければ、花をつけ地下茎が急成長する前に、茎を枯らすことの出来るグリホサート系の除草剤を使います。
ドクダミが嫌であれば、地下茎まで除草剤でしっかり枯らしてお庭からドクダミを一掃してくださいね!
根まで枯らす、そのまま使える除草剤
グリホサート系の根までしっかり枯らしてくれる除草剤です。そのままシャワーのようにまけるタイプなので、お庭では使いやすいと思います。
4L入っていて比較的リーズナブルで名前も知られている会社のものなので安心して使えますね。
薬剤を葉に付着させてから根に到達するまで少し時間がかかるので、数日雨の降らない日に散布するのがベストです。
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