お正月などにも飾られるセンリョウが作られている千両小屋(竹ズ)の写真です。
センリョウは半日影で育てなければならないので、うっすら光が入る遮光施設の中で育てられるんですよね。

センリョウ小屋で育てられるセンリョウ
赤や黄色のセンリョウの実や葉は、めでたい花木としてお正月を彩ります。
お正月には欠かせない花木の一つですが、センリョウはもちろん畑で栽培され出荷されています。
でも、お庭で観賞用に育てているものは見かけるのに、センリョウの畑って見たことがないですよね?
それもそのはず、センリョウは千両小屋、竹ズ、などと呼ばれる遮光施設の中で育てられているんです。
直射日光にあたると日焼けしてしまうセンリョウなので、竹などで組まれた小屋にはうっすらと光が入る半日影にするのが大切ということです。
そのセンリョウを育てているセンリョウ小屋を眺めても中は見えないので、知らないとセンリョウが栽培されているとは思いもよらないというわけですね。
写真は千葉県の南房総で撮りましたが、そのあたりはセンリョウの栽培が盛んなので山の中の集落などでセンリョウ小屋を見かけることがあります。
畑のような場所に竹で組まれた遮光施設があれば、センリョウが育てられているんだなと思いながら眺めてみてくださいね!

写真を撮影した場所はこちら
千葉の館山市はセンリョウの産地のひとつなので、少しやまあいの道の集落には思ったよりセンリョウ畑があります。
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