石川県・金沢駅の兼六園口にある「もてなしドーム」の写真です。立体トラス構造を採用した美しいおもてなし空間です。
アルミの構造材を使った立体トラス構造を採用
駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心をコンセプトに誕生したガラス構造の空間です。この駅出口から鼓門までを覆うこの近未来的な空間は、天井までの高さが29.5m、南北170m、東西110mにもなります。
2005年に完成した「もてなしドーム」は、耐久性とメンテナンス性を考えてアルミニウム合金を構造に使い、屋根や壁面に立体トラス構造を採用しています。また、構造用ケーブルで地震などの変形を抑制する構造にもなっています。
雨や雪を遮ってくれるまわりの強化ガラスは3019枚あり、同様の構造物では国内最大、世界的にも最大級の大きさを誇ります。ガラス1枚が180cmの積雪にも耐えるそうです。
雨や雪の日だけでなく、晴れた日に青空が見えるのも、うれしいおもてなしになりますね。
トラス構造が好きなら眺めてみたい、もてなしドームの場所
もてなしドームは金沢駅の兼六園口を出てすぐです。
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