アヒルと鴨って姿形が似ていますよね?ちょっと不思議に思ったので、アヒルと鴨の違いについて調べてみました。その違いについてご紹介したいと思います。

アヒルと鴨に生物学上の明確な違いはなく同じ鳥
体が茶色くクチバシがオレンジ色のアヒルの写真です。アヒルというと白くて黄色いクチバシの鳥で、体が茶色いのは鴨というイメージがありますが、アヒルも鴨も英語ではDUCKといい区別されていません。
結論から書いちゃいますが、アヒルと鴨は鳥としては生物学上の明確な違いはなく、野生のものをカモか、品種改良をして家禽化したカモの違いです。なんと同じだったのですね・・・。
パソコンやスマホで「アヒル」を漢字変換してみてください。なんと「家鴨」と変換されます。鴨とアヒルの使い方の違いが分かったら納得ですね!

代表的な鴨の種類
マガモ
アヒルの原種はマガモという鴨です。オスは首の上部が青緑色のもので、アオクビとも呼ばれます。昔から狩猟の対象になっていましたが、鴨肉の中では最高位とされています。
カルガモ
そのほかに馴染みがあるのがカルガモあたりでしょうか。通常、鴨は季節に合わせて移動しますが、野生のカルガモは一年中日本で過ごします。
アヒル
そしてアヒル。とれる肉の量が多いのが特徴で、北京ダックやフォアグラなど世界的にはよく料理に使われています。しかし肉は脂が多めなので、日本ではあまり好まれませんでした。
アイガモ
最後にアヒルの肉の量と、味の良い鴨を交雑させたのが合鴨です。合鴨は、田んぼにはなして無農薬で米を作る合鴨農法でも有名ですね。
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