高知県土佐清水市の見残し海岸にある人魚御殿の写真です、蜂の巣のように浸食された岩穴はたしかに人魚が横にでもなりそうな雰囲気ですよね。

月に照らされた美しい人魚がいた人魚御殿
高知県土佐清水市の見残し海岸は、風雨や波のの浸食によって出来た蜂の巣状の岩がある海岸です。
砂や泥が固まって出来た非常に柔らかい岩が、この蜂の巣のような形の岩を作り出しました。
その見残し海岸には、人が中で立つことが出来るほどの大きな穴があいている岩があります。
人魚御殿と呼ばれるその穴は、かつて漁師達が月に照らされた美しい人魚を見た所と言われています。
海の前の人魚が横になりそうな大きさの穴には黄色っぽい丸い岩がありますが、照明や装飾のように捉えれば、まるでファンタジーの世界!
日本の人魚のお話なのに、ディズニーの世界に出てくる人魚が想像できる場所があるなんて不思議ですよね!
(蜂の巣状で細胞感があって気持ち悪いので・・・ややおどろおどろしく、人体実験でもしていたかのような気持ち悪さも感じてしまった私ですが・・・)

見残しがちな「見残し海岸」
人魚御殿は「見残し」という不思議な地名の場所にありますが、これは弘法大師が見残した場所であることから名付けられました。
人気の足摺岬や奇岩のある竜串海岸の近くにありますが、陸路は難所なのでグラスボートで渡る必要があるため、時間的にパスしてしまう人が多い場所です。
弘法大師に限らず、現代の観光客も見残してしまいがちな景勝地ですが、竜串とはまた全然違った魅力があるので、是非寄ってみてくださいね!

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