沖縄県の西表島で見た「イリオモテヤマネコとびだし注意」の標識の写真です。その地域で出没しやすい動物が描かれる標識ですが、イリオモテヤマネコは西表島らしい看板ですね!

毎年のように発生するイリオモテヤマネコの交通事故
イリオモテヤマネコは、1965年に八重山列島の西表島で見つかった哺乳類で、ベンガルヤマネコの亜種に分類されています。
西表島だけに生息し、およそ100匹ほど生息いていると調査されていますが、個体数は減っているとされており絶滅危惧種となっています。
野生のネコの生息地としては世界で最も小さいと言われている西表島ということもあり、交通事故も大きな問題となっています。
コロナで交通量が減って2020年は22年ぶりに交通事故0でしたが、通常の交通量であると毎年イリオモテヤマネコの事故が発生しています。
具体的には、1978年から2021年8月までで96件(88頭の死亡を確認)。2018年には9件(6頭の死亡を確認)の事故が発生しています。
そのため、イリオモテヤマネコとびだし注意の看板や標識もさまざまな場所で見ることが出来るわけです。
看板自体もデザインがいくつかあり面白いのですが、観光客にも人気があります。写真は残念ながらコレしか残っていませんでしたが・・・。
私は見たことがありませんが、国の天然記念物にしていされているイリオモテヤマネコを一度は見てみたいですね。

写真は西表島で撮影しました
西表島の道路のどこかで撮影しました。行った時期が1991年なので、場所はわかりません・・・。
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