場所 : アメリカ ワイオミング州 撮影年度 : 1998 サイズ : 1400 x 2100 ピクセル カメラ : Nikon FE または FA(ネガフィルム) レンズ : 不明 モデルリリース:- プロパティーリリース:-
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「イエローストーンの立ち枯れの森」の写真は、無料使えるフリー写真素材です
「イエローストーンの立ち枯れの森」の写真は、規約の範囲内で、広告・ブログ・壁紙などに使うことが出来るロイヤリティフリーの画像です。利用規約
アメリカのイエローストーン国立公園の立ち枯れの木の写真です。
イエローストーン国立公園は過去に大きな山火事が起こり、鎮火まで3ヶ月ほどの時間を要し、公園の1/3が焼失しました。
森の再生は自然は自然のままにというポリシーのもと手を加えず見守られ、立ち枯れの木、育ってきた若木など、自然の再生力を見ることが出来ます。
こちらの「イエローストーンの立ち枯れの森」の写真は無料で使えるフリー写真素材です。何かの際に是非お役立て下さい。
人気の高いイエローストーン国立公園
イエローストーン国立公園は1872年に世界初の国立公園に指定されました。公園はワイオミング州の北西部を中心にモンタナ州、アイダホ州に跨がっています。
8980平方キロメートルのイエローストーン国立公園は手つかずの森が広がるのはもちろんのこと、火山地帯であることから温泉や間欠泉が多くあることでも知られています。
温泉といっても日本のように入る温泉ではなく見る温泉ですが、規模の大きな景観や高く吹き上がる間欠泉はとても見応えがありますね。
また、公園内にはバイソン(バッファロー)やエルク(アメリカアカシカ)も多く生息しているので、野生動物も楽しむことも出来ます。
地球の大自然を感じることの出来るイエローストーン国立公園は、アメリカでとても人気のある国立公園ですよ。
Keep Wildlife Wildの大原則を持つイエローストーン国立公園
イエローストーン国立公園は「Keep Wildlife Wild(野生生物は野生のままに)」というポリシーのもと運営されています。
今では当たり前のようにも聞こえますが、世界初の国立公園であるイエローストーンの経験や教訓から、人の介入は少なく自然は自然のままがいいという原則にたどりつきました。
過去にイエローストーンでは野生動物への餌付けを道路脇ではじめたため、園内の動物が観光客の車に餌をねだるような光景が見れました。言うなれば、熊牧場のような光景です。
最初はその光景が微笑ましく人気が出ましたが、次第に動物は餌を人に頼るようになり、餌ほしさに人に危害を加えるようになります。
そうなるのは、容易に想像がつきますよね。人に危害を加える動物は射殺するしかなくなり、餌付けの試みは大きな失敗だったのです。
この黒歴史が「Keep Wildlife Wild(野生生物は野生のままに)」という国立公園の原則を生み出し、自然のことは自然に任せ、人の介入は極力しないようになったのです。
古くなった森全体を若返らせる山火事
1988年に数百年に一度と言われる山火事がイエローストーン国立公園で起こりました。落雷から火事が発生して公園の1/3が焼かれ、鎮火まで3ヶ月の時間を要したのです。
最終的には消防士が出動して鎮火にあたったのですが、火事がはじまった数週間は観察をしているだけで鎮火作業が行われなかったそうです。
消化剤などが自然に与える悪影響なども考えられ、火事もまた自然の営みであり必要なことであったからです。極端に感じるかもしれませんが、「Keep Wildlife Wild」の大原則がここにも生きています。
鎮火後も「Keep Wildlife Wild」のもと植林などは行われずに焼けて立ち枯れた木がそのままにされました。見た目が悪いからと人が手を入れるのではなく、自然の再生力を信じてのことです。
山火事の後の木は痛々しい姿でしたが、時間がたつとその下から様々な植物や若木が芽生え、時間をかけてまた森を形成していきました。
そして、火事によって種を飛ばす植物もあることや土壌を豊かにする役割もあることが分かり、古くなった森全体を若返らせて更新する役目があることが証明されたのです。
私が行った1998年はまだまだ立ち枯れの木がありましたが、だいぶ新しい木も生長してきていました。それから20年以上たったので森はさらに緑豊かになっているのでしょね。
2600枚目の写真でした
イメージガレージをはじめて2600枚目の写真はイエローストーンの立ち枯れの木にしました。これからも色々な写真を掲載していきますので、よろしくお願いします!
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