イノシシを捕獲するための箱罠の写真です。林道などへ行くと道路の脇でたびたび見かける罠です。
動物を捕獲するための箱罠
イノシシやシカなどの捕獲に使われる罠の一つが箱罠です。仕組みは単純で、箱罠に入るように餌をまき動物を誘導し、中に入り踏み板などの作動装置によってストッパーが外れて扉が落ちる仕組みです。
1つの罠によって1匹しか捕獲することしか出来ませんが、罠の大きさや餌などによって捕獲したい対象の動物を絞ることが出来ます。
その他の罠は、囲い罠や、くくり罠がありますが、箱罠は設置が簡単なことや、罠にかかった動物が箱の中に入って身動きが取れない状態になっているので、その後の処理が安全ということが特徴です。
簡単と言ってもだれでも罠を設置できるわけではなく、この箱罠を設置するには狩猟免許が必要で、捕獲許可申請をして罠を設置する必要がありますのでご注意を。
箱罠におびき寄せるための餌は対象の動物によってもさまざまなものが使われますが、写真のように米ヌカを使うことが多いようです。
写真を撮影した場所
正確な場所は分かりませんが、千葉県の保田見林道のどこかで見かけたものです。
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