場所 : 埼玉県 飯能市 撮影年度 : 2020 サイズ : 2400 x 1600 ピクセル カメラ : Fuji X-T20 レンズ : Fuji XF16-55mmF2.8 R LM WR モデルリリース:- プロパティーリリース:-
<スポンサーリンク>
「有間ダムと名栗湖」の写真は、無料使えるフリー写真素材です
「有間ダムと名栗湖」の写真は、規約の範囲内で、広告・ブログ・壁紙などに使うことが出来るロイヤリティフリーの画像です。利用規約
埼玉県飯能市にある有間ダムはロックフィルダムという形式で作られています。また埼玉県営第一号のダムでもあるんですよ。
こちらの「有間ダムと名栗湖」の写真は無料で使えるフリー写真素材です。気に入りましたら是非お役立て下さい。
東京近郊で見れるロックフィルダム
埼玉県飯能市にある有間ダムは、岩や砂利を使って作るロックフィルダムという形式で作られています。
東京近郊ではあまり見かけるこがない形式で、コンクリートのダムを見慣れているからか、岩を積み上げた堤体はとても不思議に感じると思います。
このロックフィルダムの構造はどうなっているかというと、まずコアと呼ばれる粘土質の土が中心部に配してあり水を堰き止める役割を果たします。
もちろんそれだけでは粘土質の土が流れてしまうので、その両側を挟み込むようにフィルター材と呼ばれる砂や砂利を積みます。
さらに一番外側にはロック材と呼ばれる岩を積んで、コアやフィルター材を支えることによって強固なダムになっているのです。
なぜコンクリートを使わないの?
ロックフィルダムは地盤が弱いなどコンクリートダムの建設が難しい場合に造られる場合が多いです。
この方式は、垂直に近いコンクリート式のダムと違い、石を積むため斜面の勾配が緩くなるため、ダムの底幅が広くなり、重量が分散されて弱い地盤でも造ることができるからです。
有間ダムも当初は重力式コンクリートダムとして計画されたのですが、地盤に弱い部分が見つかったためロックフィルダムに変更されたのです。
ロックフィルダムの弱いところ
地盤が弱い所でも造れるロックフィルダムですが、堤体越水にはとても弱い構造です。また堤体には構造上、洪水吐を造ることができません。
そのためダムの脇の山を切削して洪水吐を造るのが一般的なのですが、有間ダムの場合は地形の制限からトンネル式の洪水吐になっています。
ダムの水量が一定の水位にくると、越流した水がトンネルを通って下流に放出される仕組みなのです。
コメントはありません