横浜市港北区の大倉山公園にある大倉山記念館は、横浜市の指定有形文化財にもなっており趣がある建物です。
大倉山の街作りにも大きな影響を与えた港北区民に愛されるこの施設を少し紹介したいと思います。
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昭和7年に竣工した大倉山の歴史ある建物
大倉山記念館は、1932年(昭和7年)に大倉山精神文化研究所として竣工した建物で、横浜市の指定有形文化財になっています。
建物を作らせたのは実業家の大倉邦彦氏で、建物の設計は長野宇治平氏。
歴史ある建物ですが、土地を横浜市に売却した際に建物は寄贈されたようですね。
横浜市が寄贈を受けた後に改修されましたが、ギリシア風の建物は当時の原型をとどめている貴重な建物です。
オープンデイもあり集会室などの施設の利用ができる
大倉山記念館のある一帯は公園として整備改修し、現在はホール、ギャラリー、集会室の施設が利用可能です。
催し物も定期的にやっており、ホームページで確認することもできます。
また、館内を自由に見学できるオープンデイも年に2回開催されています。
大倉山記念館のデザインを参考に大倉山エルム通り商店街が作られた
大倉山エルム通りは、大型店舗に押されて商店街が低迷してきた時期に商店街を活性化するため建築デザイン協定を作り街づくりが行われました。
しして、ギリシア神殿のような円柱の柱や白い建物で知られる、明るいイメージの商店街が出来上がりました。
その街づくりや商店街づくりで意識されたのが大倉山のシンボルであった大倉山記念館だったのです。
商店街だけ見るとなぜギリシアなのかが分からないですが、大倉山記念館を見ればなるほどと思いますよ!
港北の歴史が楽しめるエッセイ
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写真を撮影した大倉山記念館の場所とクチコミ
大倉山記念館の場所とクチコミです。大倉山駅からは近いですが、坂を上ります。
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