片方の目を入れ願掛けすることで願いをかなえてくれると言われているのが「だるま」です。
縁起物として人気のある「だるま」について少し紹介したいと思います。
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片目を書き込み願掛けするだるま
多くの人に愛されている縁起物の「だるま:は目の入っていない状態で販売しています。
大きなものほどご利益も大きいとされていますが、部屋や店舗にあった大きさがいいと思います。
買ってきて願掛けをするときは、強く願いを込めながら左目(向かって右)を入れ、願いが成就すると黒目をいれるのです。
実際は順番はどちらでもいいようですが左目からが多数派です。
左目から書き込むのは、密教で最初と最後を意味する阿吽からきているなど諸説あるようですね。
だるまの目入れはいつするの?
だるまの目入れはお願い事がある時ならいつでも大丈夫です。普通は買った時に入れますよね。
毎年買って祈願する人は、お寺などで催されるだるま市にでだるまを買ってきて目を入れ、1年後に反対の目を入れて返したりしています。
目を入れて願掛けする目入れだるまの風習は、江戸時代に視力を失う病が流行ったことがきっかけだったそうですよ。
だるまの色の意味
だるまの基本色は赤色で、張子で作られているものが多いです。
古来より赤は魔除けの効果があるとされており、赤いだるまは魔除けの効果を持っているからです。
しかし最近はさまざまな色のだるまも売られていますよね。
他の色にもしっかり意味があり、白色=目標達成、黄色=金運上昇、黒色=商売繁盛、緑色=健康祈願、桃色=恋愛成就、となっています。
後からつけられた意味なのでしょうが、合格祈願だるまが白色だったり、金運上昇だるまが金色だったりするのはもう一般的になっていますね。
達磨大師がモデルのだるまさん
だるまは達磨大師という人物がモデルになって出来たものだそうです。その達磨大師は、9年間座禅を行って手足が腐ってしまったそうです・・・。
さすがに腐るのは・・・と思い調べてみると、手足が衰えるという表現をしているものもありました。
その達磨大師が座禅を組む達磨大師の姿なのだそうで、何度も苦難を乗り越えた姿から七転び八起きの意味もあるんですよね。
禅宗を広めた達磨大師
達磨大師はインドから中国へ渡り禅宗を広め、そしてその教えは日本へも入って来て武士を中心に広まっていきました。
いわば座禅の開祖でもある実在の人物で、鎌倉時代に達磨大師のような手足のない置物がつくられたそうなんですがナルホドですね。
火打ち石で魂をいれてもらえるだるま
私の家から行きやすいだるま市は毎年決まった日に行われています。
土日に当たらないかぎり私は行きませんが、だるま市で買っただるまは火打ち石で魂を入れてくれたりするので特別な気がします。
だるま市へ行ってみよう!
日本三大だるま市は、「富士のだるま市」、「深大寺のだるま市」、「高崎だるま市」です。
関東を中心に色々な所で開催されているので、調べて行ってみてくださいね!
ネットで買うのもいいですが、たまにはだるま市へ買いに行くのも面白いですよ!
ダルマを買いに行けない時はネットで
だるま市などで買うだるまは、その場の雰囲気も良く、火打ち石で魂を吹き込んでくれたりします。でも行けない時もあるんですよね・・・。
そんな時はネットでお気軽に買うのもアリです。我が家では小さめな4号サイズのだるまを良く買います。実家はもっと大きな8号を買っていますね。
ダルマには普通の福だるまの他、合格祈願などのダルマもあります。しっかり祈願して良い一年にしたいですね!
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