屋根の上に取り付けられた風見鶏の定番といえば雄鶏ですよね!
雄鶏になんの違和感も持っていませんでしたが、そういえば漢字も風見「鶏」と書かれます。
なぜ風見鶏といえば雄鶏なのか少し調べてみました。
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雄鶏をかたどった風見鶏が多いのはなぜ?
屋根の上部に取り付けて風向きを見ることができるのが風見鶏です。
風を見る鶏と書くように、風見鶏は鶏をあしらったものが一般的です。
なぜ風見鶏に雄鶏をかたどったものが多いのか?
それは雄鶏には、また鶏は朝を知らせてくれたり、警戒心や用心深さの象徴だったようです。
見張ってくれる、知らせてくれる、というような意味があったのかもしれませんね。
また鶏の鳴き声は悪魔を祓うと言われ、魔除けの意味がありました。
特にヨーロッパで多く見られる風見鶏は、キリスト教との関連もあります。
イエスがペテロに「私のことを三度知らないと否認する」と予言し、本当に弟子のペテロが三度否認してしまいました。
その時に鶏が鳴いたという逸話もあるそうです。
日本でも雄鶏の風見鶏は不思議としっくりくるのは、日本でも雄鶏のものが多く設置されていたからなんでしょうね。
今では雄鶏以外の風見鶏も多い
今の時代は雄鶏以外の風見鶏も多く見かけます。たとえば牧場にいくと馬の風見鶏がありました。
馬の牧場というのが分かりやすくていいですね
元々雄鶏の風見鶏は風に立ち向かっているイメージでしたが、戦後になり風向きで態度がすぐ変わるという意味を持つようになりました。
なんとなく雄鶏だと日和見主義っぽくも見えますが、鷲の風見鶏だと立ち向かっているイメージが強いなぁなんて思ったり。
他にもアニメキャラだったり面白い風見鶏をたまに見かけるので、屋根の上に風見鶏があったらチェックしてみてくださいね!
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