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<イメージガレージ> 豆知識的なことを書いたり撮影場所の紹介をしているブログです 

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2023年4月28日 リニューアル作業を開始しました。更新頻度が落ちると思いますがよろしくお願いします。
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海底ケーブル敷設船、MERCURY(マーキュリー)のフリー写真素材

1962年に竣工した海底ケーブル敷設船 MERCURY(マーキュリー)です。写真は、1983年(おそらく)に横浜大桟橋に接岸した時のものです。

この海底ケーブル敷設船 MERCURY(マーキュリー)について少し書きたいと思います。

 

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1962年から活躍した海底ケーブル敷設船

一つ前の記事で、最新鋭ケーブル敷設船のKDDIケーブルインフィニティが大桟橋に接岸し、珍しいと一つ前の記事に書きましたが、昔から大桟橋には客船ではない船も時々接岸していました。

写真は、海底ケーブル敷設船MERCURY(マーキュリー)が、記憶や前後に撮った写真から1983年に横浜の大桟橋に接岸していた時のものです。

主に客船が停泊する大桟橋にこ不思議な船を見て、「この船は何だ?何だか分からないけど格好いい!」と興奮したのを覚えています。

この海底ケーブル敷設船MERCURY(マーキュリー)は、ケーブル&ワイヤレスという海底ケーブルを主力として世界80カ国で事業をしている電気通信事業者がはじめて作った海底ケーブル敷設船で1962年に竣工しました。

竣工後は、ニュージーランドのオークランドとオーストラリアシドニーのケーブル敷設をはじめたようです。

ヨーロッパからアメリカ、ニュージーランド、オーストラリアなどを経由して香港・マレーシアへと続く、SEACOM&COMPACケーブルルートのケーブル敷設に従事していたようです。

 

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日本へ来たのは富士通製ケーブル補充のため?

さて、写真を撮ったのは1983年なので、該当する年代を調べてみました。1982年からにバンクーバー〜シドニーまで、その後ノーフォーク島〜オークランドへのケーブル敷設をしています。

何か日本への接点がないか調べてみると、ノーフォーク島〜オークランドへのケーブルが、なんと富士通製でした。富士通製のケーブル補充のために大桟橋に寄港したのかは不明ですが、その年代に日本へ来る理由はあったようですね。

 

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海底ケーブル敷設船MERCURY(マーキュリー)のデータ

全長:473.0フィート(144.2m)
全幅:58.7フィート(17.9m)
喫水:24.6フィート(7.5m)
総トン数:8962t
速力:17.5ノット

 

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船の写真一覧はこちら

こちらで「船」の写真が見れます。その他の「船」の写真も是非ご覧ください。

 

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オーソドックスな桟橋だった大桟橋

現在はウッドデッキが特徴的で観光名所でもある大桟橋ですが、当時の雰囲気はなんだか懐かしいですね!

昔の大桟橋は船が入っていないと少し寂しい場所でしたが、今の大桟橋は船が入っていなくても気持ちの良い場所です。是非足を運んでみて下さいね!

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