大桟橋を拠点としているエンターテイメント・レストラン船・ロイヤルウイングは日本で現役で稼働している客船としては最古なんです。
今回はこの横浜の顔ともいえるロイヤルウイングという船を紹介したいと思います。
船齢60歳以上!昭和35年に竣工した船
ロイヤルウイングは、もともとは1960年(昭和35年)にくれない丸として竣工し、関西汽船によって瀬戸内海航路(大阪-神戸-松山-別府)に就航しました。
2人部屋の一等客室をメインとし豪華さのある船で、ハネムーンの地として定番だった九州へ多くの新婚旅行客を運んだ船だったのです。
しかし時代が進み、新幹線や長距離フェリーが開業し、くれない丸は退役することになりますが、第2の人生が待っていました。
日本シーラインによってレストラン船に改装され、1989年から横浜大桟橋を拠点にレストラン船として活躍しはじめたのです。
1994年からは横浜ベイクルーズが運航が変わったり、2000年に傘下のロイヤルウイングに営業を譲渡されたり、2006年にはモックが子会社化したり、2008年にはサンリオの子会社化となったりしましたが、今でも変わりなく横浜の海を航行しています。
船体は綺麗に塗られているので古さを感じませんが、1960(昭和35年)に竣工したロイヤルウイングは、なんと60年以上現役稼働しており、現役稼働している客船としては最古の船なのです!
結婚式に使われたり豪華な食事をする船なので古さはうたってはいませんが、これだけ長い就航期間は世界的にも珍しく、古きよき時代の船らしいシルエットがたまりません!大桟橋から横浜港のクルーズに出る姿を是非眺めてみてくださいね!
船の写真や船にまつわるブログ記事、他にもあります!
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